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help リーダーに追加 RSS 映画「赤貧洗うがごとき」

<<   作成日時 : 2006/09/01 21:51   >>

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画像
2006.08  袋井  SONY DSC-U40




田中正造ドキュメンタリー映画
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谷中村廃村100年企画
「赤貧洗うがごとき」
田中正造と野に叫ぶ人々
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監督・脚本 : 池田 博穂
http://www.sekihin.net/
http://sekihin-arau.cocolog-nifty.com/blog/

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8月31日、「なかのZEROホール」での有料試写会を観てきた
2時30分会場、のはずが2時20分に着いたら、もう会場していて席も7割くらい埋まっていた
予想外な・・・(失礼)



明治時代、日本一の産出量を誇った足尾銅山
その活動の為に山の木々は切り出され、枯れ果て、排煙は対岸の村を襲い、鉱毒は豊かな渡良瀬川の魚を死に絶えさせ、汚染された水は農業にも打撃を与えた
山が貯水能力を失った為、渡良瀬川は毎年氾濫し毒水は田畑に流れ込む、流域に暮らす人々の暮らしは破壊され、汚染された水の影響からか出生率・平均寿命も他の地域よりも低くなった
富国強兵政策と近代化を優先する明治政府は被害地域の窮状に目をそむけ続け、企業と政治家の癒着は強まっていく
被害の実情を知って足尾銅山の経営者の妻は自殺する
誰の目にも許されない事を止めることが出来ない

歴史の教科書に「偉人」として紹介される多くの政治家、文人の名前が登場する
ほとんどが富国強兵という国策を支持し、苦しむ人々と悪化する環境問題を無視する側として


環境汚染とそれを無視する国策に対して、一貫して被害住人側から事実を訴え続けた国会議員、田中正造
議員を辞した後も「予は下野の百姓なり」と、生涯を賭して民衆とともに戦い続ける彼のすさまじいまでの姿を通して現代にも通じる「叫び」を浮かび上がらせる

田中正造は訴える
「真の文明は山を荒らさず、皮を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」
国会では、ちゃんと憲法にもとずいて違法性を説く、暴力的な活動家ではない
当時の戦争に突き進む外交に関して、「陸海軍を全廃し軍事費を教育に使え」と言う
軍隊を増強するくらいならば外交官を育て、海外で日本の立場を主張すべきだ、海外留学の機会を与えて国際感覚を養え、世界中がそういう志を持てば・・・・と

足尾銅山の発掘部門が閉鎖されるのは1973年、保証調停成立が翌年
煙害発生から90年後、田中正造が国会で告発してから83年が経っていた
その間に日本は取り返しのつかない負戦を体験する



田中正造の叫びは、いずれも時を超えて現代の日本に、世界の国々に当てはまる
今日、自由民主党の総裁選挙に本命と言われる阿部さんが立候補を表明した
彼には時代を超えて響き続ける「野に叫ぶ人々」の声が聞こえるだろうか


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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
期待通りの映画で何よりでしたね!全国で上映されるといいなぁ
富国強兵 あの頃はそんな流れに逆らえない人達ばかりだったんでしょうね 私はその時代の事に詳しくないけど そのまま戦争に流れていった歴史を見ると 自分の国を省みるより 侵略をすることが優先されたんでしょうか
田中 正造さんは 初めて聞いた名前ですが そう言う熱血さを持った人が随分少なくなったような気がする時代になっちゃいましたね
学生にしても然りです。。←我が子を見て思ってるかも(*^.^*ゝ
娘の方は 運動会の応援団の団長に推薦されるほど 熱血漢なんですが 息子の方は何でも「面倒くせぃ」で終わってしまうほど 堕落した生活です←これで毎日喧嘩になる
自分以外の人の事を心底考えて行動できる人が少なくなったような気がするのは 大人自身が堕落してるせいでしょうか。。子供だけの責任ではないような気もします
のの ☆
2006/09/02 17:48
ののさん、ありがとうございます
僕も初めて聞きました、田中正造さん
明治の人は気骨があった・・と良く言われますが、そんな人ですね
歩道を歩いてると自転車にぶつけられる事が何度もありますが、謝ってくれる人はほとんどいません、人への気遣いが希薄になってきてるようにおモスますね

同級生の友達に、一代で会社を起こした方の息子さんがいます
もう10年くらい全く働いていません、「面倒くせぃ」が口癖です
彼の場合は中学・高校と割と「いい子」でしした、十代のうちに面倒さがって、沢山親に意見されておいた方がいいのかも
NAO310
2006/09/02 23:11
「赤貧洗うがごとき」ブログ管理人のshozoです。

この映画を通じて「田中正造」の再発見と今の世を生きる老若男女に「生きる希望」を呼びかけられる映画を目指してきました。

今、世界は自然・環境問題でも人権問題でも平和の問題でも当時より深刻な状況になっていますが、この映画がこうしたことに心を痛めている現代の「野に叫ぶ人々」へのささやかな応援になっていれば幸いです。

「赤貧」ブログへの皆様のコメントもよろしくお願いします。
shozo
2006/09/17 18:17

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